大学受験が始まりました。

大学から「学校案内」や「学生募集要項」等を取り寄せると、願書の提出や入学手続等の日程が詳しく記されています。

 

そこには「必着」「消印有効」という単語が書かれています。

大体の意味は分かっている方も多いと思います。

 

ここでは、土日や時間外の対応をしている郵便窓口の利用と注意点について解説します。

 

 

 

 

「必着」と「消印有効」の違い

 

 

■「必着」とは

「必着」とは文字通り、指定の日に指定場所に届いているということを意味します。

ですので、指定の日に発送したのでは間に合いません

 

 

願書提出の場合は直接持っていくということも可能という学校も多いです。

その場合は、提出場所と時間の確認をして持っていくことをオススメします。

 

 

■「消印有効」とは

「消印有効」とは、指定の日までに消印を押されているものは有効であるいうことです。

ですので、「必着」と違って指定の日に発送しても間に合うということになります。

 

 

郵便ポストにその日付けのうちに投函すればいいと解釈される方もいらっしゃるかもわかりません。

 

 

ここで気をつけていただきたいのは、実は消印はポストに入れた時間ではなく、ポストから回収されて郵便局に届いた日時を押印します。

「この日の何時にどこの郵便局で消印を押しました」という情報が分かるのです。

 

 

ですので、ポストのその日の回収が終わっていると、次の日の回収になるので消印もポスト投函の翌日になってしまいます。

 

 

「消印有効」は土日や時間外の郵便窓口が便利

 

ポストに投函する場合は、その日の最終の回収時間までに出さなければいけません。

 

大学受験関係の書類を出す場合は、殆どの場合「簡易書留・速達」を指定されます。

ですのでポストに投函することはないと思っていいでしょう。

 

 

郵便局の窓口に出す場合は、窓口が開いている時間までに持っていけばその日の消印を押してくれます。

時間的に融通が効く時は17時までに窓口に持っていけば当日の消印を押してくれますので何の問題もありません。

 

 

ですが、昼間仕事をしていると指定の日に郵便局の窓口に書類を持っていくのが難しい時があります。

仕方がないと諦めて、仕事の合間に郵便局に出向いていましたが、たまたま不在届けを受取り偶然24時間開いている窓口があるということを知りました。

 

受取窓口に行って聞いてみると

郵便窓口が対応している場合日付が変わるまでに持っていけばその日の消印を押してくれるということです!

 

これはとても有り難い窓口です。

 

 

仕事の都合もありますが、受験絡みですので他の試験結果を見てから書類を揃えているとギリギリになることもあります。

 

そんな時、時間外窓口の対応時間まで持っていけるというのはとても便利です。

我が家も何度かお世話になりました。

 

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「当日消印有効」の書類を出す時に気をつけること

 

「当日消印有効」は時間外対応してくれる窓口の営業時間内までに持っていけばいいとわかると、とても気持ちが楽になります。

ですが、安心していると願書の提出ができなくなることがあります。

 

特に気をつけたいのは、銀行振込みです。

 

願書の提出時には、銀行の窓口で検定料の振込みを済ませ、「受付金融機関出納印」の押印をもらった振込依頼書を同封します。

 

この場合、ATMの利用ができなかったり、振込む金融機関でゆうちょ銀行から振り込めなかったりします。

 

金融機関の窓口は平日の15時までの所が多いのでそれまでに振込みを済ませなければいけません。

 

 

私の失敗談ですが、ゆうちょ銀行の窓口が16時まで開いてるから、振込と願書の発送を同時に済ませるつもりで15時30分頃ゆうちょ銀行の窓口に行きました。

 

ですが、振込依頼書には取扱金融機関でゆうちょ銀行は除くと書かれてあり、振込ができず焦ったことがありました。

 

15時過ぎているので、他の金融機関は既に閉まっています。

 

そして、ATMやインターネットバンキングでの振込では願書は受け付けてくれません。

 

幸い、消印有効の当日ではなかったので翌日に振込みを済ませました。

 

 

こんなこともありますので、初めて願書を提出される方は余裕を持って郵便窓口に行かれるといいです。

 

最近は、願書の提出や検定料の支払いをインターネットでできるようになっている大学もあります。

 

願書の提出はインターネットで、検定料の支払いは金融機関の窓口でと指定している場合もあります。

大学によって採用している方法が様々ですので、募集要項をよく読んで準備してください。

郵便局の窓口に願書を持っていく時間を気にしなくていいと安心してしまわずに、必要書類をよく確認して準備しておきましょう。

 

 

土日や時間外対応の郵便窓口

 

全国に、土日や24時間対応している郵便局の窓口が数か所あります。

 

そして、24時間とまではいかなくても平日21時までとか、土日9~17時開いている窓口もあります。

 

営業時間はよく変更されているようですので、実際に利用される場合は最寄りの窓口を前もって確認されることをおすすめします。

 

 

まとめ

 

 

願書の提出をする時に気をつけたいのが消印有効です。

 

「消印有効」は時間外の対応をしてくれる郵便窓口の利用で17時、21時位まで準備に時間的余裕がうまれます。

24時間あいている窓口もあります。

 

同封する書類に金融機関の押印が必要な場合は銀行振込みを15時までに済まて 準備万端で郵便窓口に向かいましょう!

 
 
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