国の教育ローンの申込をした後、審査が通ると契約センターから融資を受けるための案内が送られてきます。
これで、後は大学の合格通知が来たら融資が受けられると安心されているご家庭も多いと思います。
ですが、借用証書に必要事項を書くだけでなく、準備する書類もありますので何が必要確認して、頃合いを見て用意していかれるといいです。
目次
国の教育ローンの審査が通ると融資までに送られてくる書類
融資の審査に通ると株式会社日本政策金融公庫から融資内容や必要書類等が書かれたものが送られてきます。
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これらの書類が届いたら、後は大学の合格を待って資金が必要な日に間に合うように必要書類を揃えて返送します。
入学金等の振込期限は大学合格通知を受け取って1週間~10日としている大学が多いです。
株式会社日本政策金融公庫は書類を受け取ってから早くても3営業日後の振込になります。
ですので、大学合格してからすぐに書類を返送できるように準備しておくことをおすすめします。
その当たりのスケジュールも注意しておきましょう。
自分で用意する必要書類
借用書と一緒に必要な書類があります。
1.銀行口座振替利用書
用紙は、株式会社日本政策金融公庫から送られてますので国の教育ローン借入本人名義の口座振替を希望する金融機関の窓口で確認印をもらう。
2.印鑑証明書
- 借主
- 連帯保証人(必要のある人のみ)
3ヶ月以内に発行されたもの
入学までに融資を受ける場合、最終の合格発表が3月の下旬になります。
ですので、融資の審査結果が10月や11月に出ている場合でも、合格まで待つか年があけた1月以降に証明書を取りに行かれることをおすすめします。
3.送金先口座の預金通帳コピー
- 通帳の表紙
- 通帳の1ページ目見開き
4.収入印紙(借用証書に貼付用)
借用金額によって収入印紙の額が決まります。
日本政策金融公庫からの書類で収入印紙の額も示されていると思います。
もし、わからない場合は金額が大きいので問合せてから貼付するといいと思います。
借用金額 |
印紙額 |
10万円まで | 200円 |
50万円まで | 400円 |
100万円まで | 1,000円 |
500万円まで | 2,000円 |
例えば、借入限度額の350万円の場合は、収入印紙2,000円になります。
借用証書の指定の場所に収入印紙を貼付後、割印として実印を押印する。
5.合格を証明する書類のコピー
- 合格通知のコピー
契約書類を返送するタイミング
融資の審査が通っていますので、大学の合格通知が届いたら
合格通知のコピーを取って
用意している必要書類と一緒に
同封されている返信用封筒で返送します。
その時に、大学への納付期日とのスケジュールを確認して振込が間に合うように書類を送りましょう。
融資希望日の確認
最初に、融資を申し込んだ時に大学の入学金等の納入期日から融資希望日を申請しています。
予定していた大学と違う大学を受験して合格した場合は、融資希望日も変わってきていると思います。
その時は、融資希望日変更届に変更したい日付を記入して他の書類と一緒に返送します。
融資を振り込んでもらうタイミングがギリギリの場合は、担当の支店に先に相談されることをおすすめします。
必要書類の発送
返送用の封筒に必要書類を入れて、返送します。
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必要書類に関しては、日本政策金融公庫から送られてきた書類に詳しく書いてありますので、翌読んで準備されるといいと思います。
まとめ
国の教育ローンの審査が通って必要書類が書かれた封筒が届いたら、すぐに内容を確認しておきましょう。
保証機関による保証制度を利用する場合は、融資金額から保証料を差し引いた金額が振り込まれます。
350万円の融資額に対して、保証料は33~35万円位になります。
そのことも計算して受験費用の準備をして下さい。
遅れずに必要書類を送付すると、希望日までに振込みされます。
これで、大学の納付に間に合いますね。