センター試験は国公立大学を目指している受験生の殆どの人が受けます。

そして、最近では私立大学を受験する人もセンター試験を受けるという人が増えています。

それは、私立大学でもセンター試験を利用して受験できる大学が増えてきたということも関係していると思います。

 

そもそも、我が子が受験するにあたりセンター試験で私立大学も受験できるとはじめて知りました。

そこで最初に疑問に思ったのが

  • センター試験の結果を利用して何校出願できるのか?
  • 私立大学は受け方は?

ということでした。

 

 

 

ズバリ、国公立大学は最大3校!私立大学は何校でも出願できる!

 

 

「とにかく、何校受けられるのか知りたい!」

という疑問に対する答えは

 

国公立大学は条件が揃っていて最大受験できた場合3校

私立大学は経済的に許す限り何校でも出願可能

ということになります。

 

YAKOYAKO

私立大学でセンター試験の結果を使って受験する方法を「センター利用」といいます。

 

センター試験は以前の共通一次の時代とは少し位置づけが違っています。

センター利用で私立大学も受験できるんだったら併願する大学が違っていたのにということに

ならないように気になる学校の受験方法は是非チェックしてみて下さい。

 

 

国公立大学の受験にはセンター試験が必須!

 

国公立大学の受験には推薦を除いて、基本的にセンター試験を受けます。

 

そして、センター試験の自己採点の結果を考慮して各大学に願書を出します。

 

そして、各大学で個別学力検査があります。

受験料は17,000円。

 

その試験が、前期、中期、後期と多い大学で3回あります。

ですので、最大3回受験することが可能になってきます。

 

 

ですが、ここで2つ注意することがあります。

  1. 前期・中期・後期とすべての試験が各大学あるわけではない。
  2. 願書の出願期間が各学力検査共に同じ期間である。

 

 

センター試験受験の流れ

1.1月中旬の土・日曜日大学入試センター試験

 

2.自己採点

 

3.個別学力検査出願

  • 1月20日~2月1日頃 (前期、中期、後期共共通)

 

4.個別学力検査試験日 → 合格発表

  • 前記試験日 2月下旬頃  →  3月上旬
  • 中期試験日 前記と後期の中間頃 
  • 後期試験日 3月10日前後 →  3月20日~24日頃

 

という日程になっています。

 

 

前期と後期では試験日が一ヶ月以上開いていますが、願書は同時期に出さなければなりません

 

そして、中期、後期と後になる程募集人数が少なくなり、倍率が上がり、難しくなる傾向にあります。

 

ですので、

  • 挑戦できる回数は最大3回ですが複数回願書を出すか前期だけにするか
  • 複数回願書を出す場合、競争率等を考慮して学部や大学を同じにするか変えるか

という事も考える必要があります。

 

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私立大学の「センター利用」は併願で出願もできる

 

私立大学ではセンター利用の試験の場合2つのパターンがあります。

基本的に何校でも受験できます。

一回の受験で1~3万円の受験料がかかります。

 

個別学力検査を課す場合

 受験日と受験する場所から移動や休養を考慮したスケジュールで志望校を考える必要があります。

 

 

個別学力検査を課さない場合

 願書を出すことで合否が決定するので、受験料が許す限り何校でも受験できます。

 

とは言っても、無駄に受けても意味がありません。

 

そして、私立の場合センター利用しない一般入試の方が募集人数も多く、ボーダーが低くなる傾向があります。

なので、センター利用せずに一般入試を選ぶ方がよい場合もあります。

 

それらを考慮して、

  • 第一志望校(行きたい大学) 1校
  • 自分の学力相当の大学 1校
  • 受かりそうな大学 2校

基本的に3~4校で考えるのがよいと思います。

 

あまり多くの大学を受けると体力も気力も使って疲れてしまっては実力を発揮できなくなります。

 

センター利用の個別学力検査を課さない試験もうまく利用しながら受験校、受験方法を決めていくといいと思います。

 

 

まとめ

 

 

センター試験利用の受験では

  • 国公立大学は最大3回チャンスがありますが、各大学で確認が必要です。
  • 私立大学は基本、何校でも受験できます。

 

一般入試も含めて、試験日、受験場所から無理のないスケジュールを組んで下さい。

 

そして、一度の試験で併願や第二志望制を導入している大学もあります。

 

検定料も一律で最大3学科とか12学科等実施の例があります。

 

出願される時にそういった制度がないか確認されることをオススメします。

 

最終的には、各家庭で受験にどの位の教育費を使うかにもよりますので

そのあたりも考えて何校受験されるか決めていかれるといいと思います。

 

子供が勉強しない理由って分かりますか?カテキョnavi
 
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