経済的な理由で国公立大学を第一志望校。

 

すべり止めとして第二志望校を私立大学にしている受験生も多いと思います。

 

 

学費の面では国公立大学を目指して欲しい!

 

親としてはそれに尽きると思います。

 

ですがもし我が子が

第一志望校を私立大学にしたい!

と言い出したら・・・。

 

それも、

大学独自の奨学金を貰える程の学力ではない場合。

 

将来を決める大事な大学選びです。

こんな時どんな解決策があるのか考えてみました。

 

 

 

大学生活4年間にかかる費用の把握

 

 

まず、親としては賛成するにも反対するにも判断材料がなくては話が始まりません。

 

親側の材料として

  1. 国公立大学で自宅通学
  2. 国公立大学で一人暮らし
  3. 私立大学で自宅通学
  4. 私立大学で一人暮らし

 

4パターンの中から選んでどれくらい必要か計算してみます。

 

内訳は

  1. 入学準備費
  2. 学費
  3. 生活費

3つに分けて具体的に数字を考えます。

 

そして、4年間の大学生活で必要は総額を把握します。

 

 

奨学金など教育資金を準備する方法

 

次に、その必要な金額をどうやって準備するか考えます。

 

すでに

奨学金の予約が済んでいたり教育ローンの融資が決まっていたりしたらより具体的に考えられます。

 

奨学金は私立大学、国公立大学、自宅住宅、自宅外通学等で借りられる金額が違っていますので注意して計算していきます。

  • 預金
  • 奨学金
  • 教育ローン&利息
  • 仕送り
  • 本人のアルバイト

など

 

今の家庭の状況でできる範囲の数字を出していきます。

 

そうすると

大学4年間の本人のアルバイトがどれくらいの額必要になるのか見えてきます。

 

ここでは大学在学中の親と本人の負担額がわかります。

 

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奨学金の借入と返済を考える

 

次に、大学を卒業してからの返済額を見ていきます。

 

奨学金では無利子で借入できていると返済が始まってから単純に借入金額を返済回数で割って計算出来ます。

 

奨学金の種類によって金利や返済期間が違ってきますので注意しましょう。

 

ここでは

大学卒業後に本人が毎月返済していく額と期間

わかります。

 

親の教育ローンの返済額も計算しておきましょう。

 

 

奨学金と教育ローンについて子供と話し合い

 

上記で示した

2つの資料を作っておくと子供さんとの話し合いも具体的にできます。

 

 

国公立大学で自宅通学の場合

 

奨学金の借入で授業料がまかなえるので自宅で身の回りの心配をせずにアルバイト代は自分の好きな事に使えるでしょう。

 

 

私立大学で一人暮らしをする

 

この場合が一番支払い総額が高くなるケースです。

こうなると奨学金だけでは授業料もまかなえない金額です。

 

足りない分は家の預金や仕送り、アルバイト代で授業料と生活費を捻出しなければなりません。

 

生活費全額を仕送りで支えるというのは一般的な家庭では難しいと言わざる終えません。

 

子供が1人なら

4年間全力でサポートするわ!

なんて家庭もあるでしょう。

 

 

ですが

2人、3人と兄弟がいる場合仕送りすらままならない家庭の方が多いというのが現状です。

 

ですので

子供さんと話し合いする時は2つの資料を見てお金の動きはこんな風になるんだよ

 

4年間アルバイトで○○○円

大学を卒業したら毎月○○○円、○○年間

返済していかないといけない。

 

ということを示してあげると

子供さんもこれから自分が目指そうとしている私立大学を選んだ場合のシュミレーションができて気持ちも新たになると思います。

 

 

奨学金を返済する覚悟

 

これまでの流れを踏んでいく中で子供さんの大学選びの真剣さも増してきていると思います。

 

こんなにアルバイトして就職してからも毎月返済していかないといけないんだったら

やっぱり辞める!

国公立大学か地元の私立大学にすると気持ちが変わるかもしれません。

 

反対に

これからのお金の流れの事も覚悟してそれでも私立大学の一人暮らしで

行きたい学校やしたいことがある!

夢を追いかけたい!

というのであれば反対する理由がなくなってきます。

 

 

まとめ

 

 

 

やはり、

親としては最後まで子供に大きな金額の奨学金を背負わせてまで行かせるべきか悩む所です。

 

「トータルで安く収まる所でいいんじゃない?」

と思いつつ

 

「行きたい大学ややりたいことがあるのであれば応援したい!」

という気持ちが強いのも確かです。

 

子供さんが

大変さを少しでも理解して自分からその道を選びたいのであれば最後まで頑張ってくれると信じて送り出せるのではないでしょうか。

 

 

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